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ダーティペア第12話『小さな独裁者!触らぬ機密にたたりなし』B あらすじと感想 [ダーティペア]

WWWA本部館内を走り回るネズミの群れ。
非常事態宣言がくだされ警備関係者以外は退去させられる。

とえあえず開発事業部に戻ってきた二人、思わぬ真実を告げられる
「ええっ?アルジャーノンてネズミのことだったの?」
科学者が一匹のネズミを手元に。
「これがアルジャーノン?」
「いや、これはチッチじゃ」
するとなんとネズミが喋った!
「アル、ドコイッタ?」
もちろん驚く二人。
このチッチはIQが135あるとファンゴリア。
さらにはアルジャーノンはIQ153あるという。
「知能指数153?」
「ユリよりもいいじゃん」
「あたしは156あんのよ!」
ユリの頭いい設定が。
IQって実際にはどこまで信頼性があるのかわからないけどね。

例のノミ、ライス1号の研究中に偶然がかさなりモルモットの大脳が異常に活性化してうまれたのが、アルジャーノンとチッチということらしい。
自画自賛する科学者。やっぱりアレな人物なよう。
この天才ネズミをつかって宇宙最強のセキュリティシステムを作るつもりだったとファンゴリア。
どこの惑星にもいるネズミを組織化して攻撃性をもたせ、人間を襲って機密を守るように指揮することが、アルジャーノンにはできるという。
「普通のネズミを軍隊化してコントロールできるってわけね」
さすがユリ、飲み込みが早い。
ネズミはどこにでも入り込め、なおかつ爆発的な繁殖力もある。
「あたしたちはその天才ネズミの指揮力を試すために呼び出されたってわけですか」
ケイもさすがに不満顔。
一方ファンゴリアは悪びれることなく認める。
「アルジャーノンに自分自身を守らせる。それも、WWWA最悪、いや最強エージェントの追及を逃れるのがテストの趣旨だった」
「最悪ってどういうこと?ミス・ファンゴ・・・いえ、ファンゴリア主任?」
「荒っぽいと評判だからな、君たちは。テストは荒っぽいほどよかったんだ」
「それ、ホメてんの?」
怒気を含んだケイの詰問。
「好きに取るがいい」
ここまでは余裕のファンゴリアだったが・・・

ところが、ここで警報が鳴る。
端末のモニターにアルジャーノンが映される。
そして、ここは自分の管制下においたから人間は出て行けという。
さらに号令のような叫びをあげると、大量のネズミがその場を襲う。
チッチが入れられていた容器もこわされ、チッチは逃げ出す。
ネズミたちは他の端末も壊し、武器も持って館内で大移動を始める。
町中のネズミが本部へ侵入してしまっているようだ。

静まり返る開発事業部。
「あんたらが作ったのよ。うちらは知らんもんね」
「うん」
二人は冷たく言い放つ。
しかしグーリーから緊急連絡が入る。
「ラブリーエンジェル、緊急命令だ!その騒ぎを何とかしろ!」
こんどはちゃんとラブリーエンジェルって言ってるね、正式な命令だからか。
しかしそこはただでは終わらない二人、
「ボーナス3倍!」
「特別休暇3週間!」
ケイよりユリの方が先に言うのが面白い。
今回も二人の勝ち。

館内の一室。
アルジャーノンとチッチはマントを着て高いところから、集まったネズミたちを見下ろす。
そしてムギは吊り下げられて身動きできず。
そこへ緊急通報が。
1台のトレーラーが本部へ突っ込んでくる。
運転するのはケイ。
さっきは人間が緊急通報を受ける側だったのが今回は逆転している演出だ。

ケイは警備システムからの攻撃を避けながらも本部館内へシャッターをぶち破って突入。
ほら、被害が出始めた(笑)
二人が絡んで無事に済むわけがないのだ。
ユリがトレーラーのドアを開けると、ネコの大群が。
ネズミにはネコ、まあ、ありがちな対処方法だ。
二人も銃を持ち、ネコとともに走り出す。
ネズミの本拠は食糧保存庫が中心になっているらしい。

ところが保存庫の入口にはバリケードが。
銃で応戦するが多勢に無勢。
ネコたちも大量のネズミに逆襲に会って逃げ出してしまう。

再び開発事業部。
今度はグーリーもやってきている。
グーリーは毒ガスでネズミたちを殺すべきだと主張するが、
科学者はアルジャーノンとチッチを殺すのには大反対する。
ファンゴリアも、このネズミの開発にいくらかかっていると思っているのか!と同調する。
しかしあくまで現実主義のグーリー、
「このままネズミたちにWWWA本部を明け渡せというのか!」
科学者は自分がアルジャーノンを説得すると言うが
「バカなこと言わないでよ!」
「あのアルジャーノンはあなた達に使われるのが嫌で反乱を起こしたんでしょ!」
「そうよ、そんくらいのことわかんないの?」
愛情を持って接すれば・・・と粘る科学者。
「あのね、頭が良くなりすぎるとアホの命令は聞きたくなくなるのよ」
冷たく言い放つユリ。さすが頭が良すぎる人だ、ネズミの気持ちがよくわかるのか、ただの毒舌か。
言いながら何やら書類をケイとやりとりしている。

何だそれはと科学者。
「ちょっとブレインさんに昔のデータを調べさせたのよ」
「これによるとゲッシー博士のIQは125」
おお、科学者の名前はゲッシーというのか。
「ファンゴリア女史のIQは…」
「言うな!」
二人から書類をとりあげるファンゴリア。

「ま、いずれにせよ、自分より賢いネズミをつくったのは拙かったようだな」
冷静に言い放つグーリー、どうやらさすがにここではラブリーエンジェルの味方のようだ。
「あのネズミ、自分が一番だと思ってんだから、博士の愛情なんて伝わんないよ」
「それに毒ガスなんて使ったらこのビル使い物にならなくなるわ」
あらら、グーリーの作戦もペケ。
じゃあどうするんだというゲッシー。
「肉弾戦あるのみよ」
「そのかわり、ボーナスよろしく!」
まさに二人の面目躍如なセリフ!それでこそダーティペア!
それにしてもユリはボーナスばっかりだな。
「仕方ない、ウチの部でその予算は持つ」とファンゴリア
「当然ですな」とグーリー。
「決まり!」とウインクのユリ。

作戦決行の二人、
外壁をロープで登っていき、窓をぶち破って侵入。
ここまでくると窓ガラス1枚などどうでもいいって感じ。
「これが上手くやってくれるといいけど」
ユリの右手には、ライス1号の入った容器が。
「あによ、ホントにそれ使う気?」
「目には目を、天才ネズミにはライス1号よ」
「あたしたちがパープリンになっちゃう可能性も大だけどね」
「それはそれで楽よ、日ごろの悩みが一気に消え去る!」

二人の侵入をモニターで見ていたアルジャーノンはネズミたちに出撃を命じる。
二人は銃撃を受けながらも閃光弾でネズミの動きを止めるなどしながら目的地へ疾走。
ネズミの大群の直接攻撃を受けるも、ライス1号の容器は奪われないよう互いに受け渡しながらさらに前進。
ケイがWWWA館内ということもものともせず(笑)銃撃や手りゅう弾で爆破しながら、ついにネズミの本拠地へ。
と思った瞬間、例の人間捕獲器に行く先を阻まれてしまう。
そして!ネズミの撃った銃がライス1号の容器を破壊、ユリが刺されてしまう。

ムギを殺そうとするアルジャーノンに対して叫ぶユリだったが・・・
「やめなさいよ!新興宗教じゃあるまい・・・う・・・あ・・・」
「ユリ、しっかりして」
「ああ、ライス1号に刺されると気持ちがいいわ・・・」
「ああ!うああ・・・あたしは誰?ここは?」
二人ともライス1号に刺されてしまった?
しかしここでユリがケイのイヤリングのスイッチを押す!
ナンモがその通信を受け取る。
二人はあいかわらずパープリンになったまま?

しばられたムギに天井から包丁が落とされる!
しかしその包丁が何者かのビームであさっての方向へ落ちる。
ビームの主はナンモ!
ナンモはムギを縛ったロープを切ると、次いで二人が捕まっていた人間捕獲器をビームで破壊!
アルジャーノンとチッチは逃げようとするが、ムギが巨体で二匹をおさえつけて捕獲。
二人は再び走り出して二匹のもとへ。
ユリは背中から本物のライス1号を取り出してくる。
「さっきのはただのノミ、こっちがライス1号でした!」
「あんたよりユリの方が、知能指数3だけ高いことが証明されたってワケ!」
おお、めずらしくケイがユリを素直に褒めてる。

ユリはアルジャーノンに容器をくっつけ、いざライス1号の出番、
かと思いきや、チッチがアルジャーノンをかばい、チッチがライス1号に刺されてしまう。
ライス1号はそのままとびまわって二人はちょっとしたパニック。
その間にアルジャーノンは逃走。
ライス1号はユリの胸の谷間にとまったところをすかさずケイが平手でつぶし、なんとかパープリンにならなくて済む。

一方相棒のチッチがライス1号にさされ絶望したのか、アルジャーノンは割れた窓ガラスから投身自殺してしまう。
「自殺かぁ」
「ネズミはしぶといって言うけど、頭が良すぎると儚いものね」
「良すぎるのもよくないか」
「チッチは、普通のネズミに戻れて幸せよね」
チッチのマントをはずすケイ。
ちょっとしんみり。すっきりしない後味の二人。
風に吹かれて、アルジャーノンとチッチのマントが舞い上がっていくのだった・・・



というわけで今回のお話は終了。
自分にとってリアルタイムでは10話に続いて見た「セカンド・ダーティペア」。
まずは何といっても土器手司作監でユリがとってもかわいくてかっこいい。
これはこの作品を好きになったとっても大きな要素だと思う。
ちなみに土器手司作監回はシリーズ前半に集中していて、この12話までに4回あるのに対し、後半は(自分にとっては)最終回となった第23話しかない。
そう思うと、ギリギリ間に合ったとも言える。

お話の方も、とにかく二言目にはボーナスや休暇を要求したり、WWWA本部内を壊してまわったりと、二人の「らしさ」が面白い。
ストーリーも二人が活躍できるようによく練られていると思う。
そして、なんとなく雰囲気が第1話に似ているような気がする。

以前にも書いたが、やっぱり、この話を見て、ダーティペアにハマったんだと思う。
もし、11話に続いてこの12話も見忘れていたら、そのまま見ずに終わっていたかもしれない。
そういう意味で、この12話は、自分をダーティペアにハマらせてくれた大事な回だったと思う。
ユリのことを知らない人生なんて、なんてもったいなかっただろうか…って、大げさだな。

ちなみにアルジャーノンといえば、『アルジャーノンに花束を』がすぐ頭に浮かぶわけだが、
自分はそういう本がある、ということしか知らない。
なので、今回のエピソードと『アルジャーノンに花束を』がどう関係があるのかないのかさっぱりわからない。
まあ、それで全然かまわないと思っているのだが。

最後に、どーでもいいけど、「パープリン」て言葉を聞くと安永航一郎をどうしても思い出してしまう・・・


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コメント 2

燃焼豚

私も「アルジャーノンに花束を」は映画や本で1回見たか読んだ程度の知識しかありませんがアルジャーノンは頭をよくする薬を飲んでお利口さんになったネズミの名前です。だからネズミそのものが敵だと知ってオイオイ(^^;)。遺伝子操作された子供(動物をテレパシーで操る超能力者)は当時のアニメ雑誌にそれらしいことが書かれていたのでこの回でアルジャーノンの技術を応用した子供が出てくると思いました。でも、これはノーランディアのミスニーに回されたみたいでした。で、本編は前回も書きましたが高知能動物反乱映画的展開です。ファンゴリアなどはこの手の作品によく出てきます。あとは人間を皆殺しですがそうはいかないのはダーティペア。最初は正面突破。でもかつてドズル中将は言いました。「戦いは数だよ」と。予想通りネズミ軍隊の物量の前に敗退。でもすぐに体制を建て直して反撃するのがダーティペアのすごいところです。2戦目はアクションシーンは多いものの実際はアルジャーノンとユリの知恵比べです。当然のことながらIQが3高いユリの勝ちですが肉薄している場合、ネズミは数があるとは所詮烏合の衆。役にはたちません。それに比べて人が2人、ロボが1台、猫が1匹とはいえ、小さな指示一つで的確にコンビネーションが動くチームが優勢なのは明白です。どんな苦労しても劣勢を鮮やかに逆転する。これがダーティペアの真骨頂なのですから。だいたい圧倒的物量を簡単に蹴散らしていいのはゴジラやケンシロウのようなバケモノだけでダーティペアの世界なら原作版のムギと李酔竜だけです。でこの回はアクションシーンややり取りなどはもちろんのこと一番いいのはアルジャーノンとチッチのマントが風で飛ばされるのを見るケイとユリのどこか寂しげでやりきれない表情ですね。根は優しい子達ですから。ちなみに私はパープリンと聞くと小林よしのりを思い浮かべます。
by 燃焼豚 (2017-10-15 10:23) 

enokorogusa

>燃焼豚さん

遺伝子操作といえば確かにノーランディアですね。
で、今回は高知能動物の反乱という展開、映画でもありそうですもんね。
それをTV版ダーティペア風に演出するとこうなる、というエピソードだったのかも。
最後のしんみりした終わり方はTV版では珍しいパターンのように思いますが、それがこの話のいいところかもしれません。
あれでいつものようなオチが着くと、二人の人格に疑問がわいてしまいますよね。

そういえば、パープリンはもともと「東大一直線」から生まれた言葉でしたっけ。
自分は「県立地球防衛軍」や「陸軍中野予備校」で使われていたイメージがあって(ホントに使われていたかどうか読み返してないのでわかりませんが)、それで安永航一郎なんです(^^;)
by enokorogusa (2017-10-15 17:18) 

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